昨今はコーヒーブームですね。

かつてはカフェインの中毒性とか健康への悪影響が前面に出されていましたが今は逆です。

「カフェイン」プラス「ポリフェノール」の作用によるダイエット効果や美容効果が脚光を浴びているのです。

一日2~3杯なら「ぜひぜひ飲みましょう」と言われています。

コーヒーについて理解を深めるために豆についての情報をまとめてみました。

コーヒーを飲むには硬いコーヒー豆を挽いて細かくして、それにお湯を注ぐということは缶コーヒーばかり飲んでいる人でも知っています。

缶コーヒーのパッケージにもよく豆の絵や写真が使われていることがあります。

この豆について注目してみたいと思います。

コーヒー豆の栽培について

豆である以上植物になります。

始めコロンビアなどの農園では多くの植木鉢が並べられ、そこに植樹された苗が大切に育てられます。

初期の姿は細い茎に葉っぱが1枚付いているくらいで「本当にこれがコーヒー豆の木になるの?」と思ってしまいます。

葉の数も10枚以上となれば、いよいよ農園に植樹されます。

コーヒー豆が取れる頃には葉っぱは大きくツルツルで高さも伸びて来ます。

日よけのためにバナナの木などを近くに植えることもあります。

植樹したばかりの時は畑という感じに見えますが葉が生い茂るとまさに熱帯雨林という見た目です。

コーヒー豆がなる直前にはコーヒー豆を全く連想させない真っ白な花が咲きます。

太い幹から直接花がニョキっと出ている見た目になります。

香りは何とジャスミンに似ているというので驚きです。コーヒーもジャスミンも癒しの香を放ちますがイメージとして普通には結びつきませんね。

ジャスミン風の香のするコーヒーもあるといいます。花に由来する香なのでしょうか?飲んでみたいですよね?

そしていよいよコーヒーチェリーがなります。

赤くて丸い見た目でぱっと見で何に似ているかというと、「ブドウ」です。

赤い色から「ポリフェノール」納得と思ってしまいますね。

ポリフェノールと言えば赤ワインをすぐ思い浮かべますが、この豆の姿を一度目にすれば「コーヒーもポリフェノール入ってたね」と記憶できますね。

実がなる時には茎も赤茶色に変化して、この茎に巻き付くようにこんもり実がなります。

3年から5年かけてやっと実をつけるので柿のように8年はかかりませんが、収穫までに桃や栗と同じ位の時間を要するということになります。

そうそう「桃栗3年、柿8年」というアレです。


世界のコーヒー豆が育つ地域

コーヒー農園の様子を書きましたが、この葉がうっそうとした「えっ農園」という光景を知っていると、コーヒー豆は熱帯地域で育つということは容易に記憶に残せます。

コーヒーの業界ではコーヒーベルトと言われていて縦にはインドの北部からオーストラリアは入らない辺りの帯です。

横にはアフリカ、アジア、ラテンアメリカの3つの地域になります。

原産地によって日本で飲まれているコーヒー豆は、アラビカ種とロブスタ種の大きく2種類に分かれます。

店頭で売られている豆の7割は様々な繊細な味わいのあるアラビカ種の方になります。

高地で栽培される高級な豆でドリップに向いています。

ロブスタ種はアジア圏とか低地でも栽培されていてアラビカ種に比べ風味がしっかりしているので缶コーヒーやインスタントコーヒーの香りづけに使われることが多いです。

コーヒーチェリーの一粒一粒について

コーヒーチェリーの豆一粒を横にスパッと切ると、生豆になる種の部分は2つ入っています。

外側の皮や果肉、粘々したところがあり薄皮が2枚その下にやっとコーヒー豆になる種が入っています。

基本的には2つの種が入っていることが普通ですが他の果物と同じ様に例外的に1つ(ピーベリー)だったり3つ(ポリスペルマ)だったりすることはあります。

コーヒー豆として使う部分は種だけなので廃棄部分が多いのに驚くことでしょう。